東山動植物園(名古屋市)で「コクチョウが鳥インフルエンザの疑われる事例が発生した」とニュースがあ
りました。
東山動植物園はゴリラの「シャバーニ」やコアラが有名で、ふうせん薬局上社店からも近く、よく行くとこ
ろなので心配です。
国内で高病原性の鳥インフルエンザが発生しているといニュースがあります。
鳥インフルエンザは人へは日常生活では感染しないと考えられていて、東山動植物園でも冷静な対応を呼び
かけています。
今のところ、鳥インフルエンザは人から人への感染は限定的な状況でしか報告されていませんが、遺伝子な
どが突然変異を起こすしパンデミックが起こる可能性は否定できていません。
過去に、スペインかぜ、香港かぜ、ソ連かぜ、2009年の新型インフルエンザなど遺伝子の突然変異が起きて
います。
基本的には、鳥インフルエンザに対して現在使用されているインフルエンザ治療薬(ノイラミニダーゼ阻害薬)
が有効と考えられています。また、パンデミック発生時まで国内に流通させていないインフルエンザ治療薬
「ファビピラビル」が国家に備蓄されています。「ファビピラビル」はエボラ出血熱にも効果が期待できる
と研究されています。